こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。
ということで、初心者向けスペイン語シリーズ㉑、時間の言い方【聞き方・答え方】を紹介しますね。
日常生活の中で数字を使う場面
日本語同様、スペイン語でも日常生活の中で数字を使う場面は色々ありますね。
時間や日にちの言い方、レストランでの注文、電話番号伝え方など、決まった言い回しがあるものがたくさんあるわ。
今回は、数字の使い方の実践編として、スペイン語での時間の言い方を紹介しますね。
時間の聞き方
スペイン語で時間を聞くときは、
¿Qué hora es?(ケ・オラ・エス)「何時ですか」
Quéは疑問符で「何」、horaは「時間」、そしてesはser動詞の三人称単数の活用形で、英語で言うところのbe動詞にあたるの。
スペイン語で時間を表すときにはこのbe動詞を使うの。
※中南米の地域では、¿Qué hora son?(ケ・オラ・ソン)と三人称複数の活用形で言う所も多いわね。
日本語でも「今何時ですか」と今を入れて聞くことがありますよね。
スペイン語でも同じで、ahora(アオラ)「今」を文末につけて、
¿Qué hora es ahora?(ケ・オラ・エス・アオラ)「今何時ですか」ということもできるの。
時間の答え方
次に、何時ですかと聞かれて、時間を答えるときにも時間によって答え方はいろいろあるので注意が必要よ。
ちょうどの時間
例えば、Son las once. (ソン・ラス・ オンセ)「11時です」
hora「時間」が女性名詞なので、女性形の複数の定冠詞las(ラス)をつけるの。
時間関連は常に女性形の定冠詞をつけると覚えておくといいわね。
sonはser動詞でonce「11」は複数をあらわす数なので、それに合わせてこちらも三人称の複数形を使って答えるの。
ちなみに1時だけは、ser動詞は三人称の単数形にして答えるので注意しねね。
Es la una.(エス・ラ・ウナ)「1時です」となるの。
なので、定冠詞も女性形だけど単数なのでla(ラ)となるの。
ただし、1時以外の時間は全て複数形で答えるのよ。
ちょうどの時間から半まで
「10時10分」のときは、son las diez y diez.(ソン・ラス・ディエス・イ・ディエス)
という具合いに時間と分をy(イ)でつなぐのよ。
y(イ)は英語で言うところのand 「〜と」という意味にあたるの。15分と30分のときだけは分数を使って、1/4や1/2と表現するのよ。
「10時15分」のときは、son las diez y cuarto. (ソン・ラス・ディエス・イ・クアルト)
と10時と1/4時間と表現するの。
「10時30分(半)」のときは、son las diez y media. (ソン・ラス・ディエス・イ・メディア)
と10時と1/2時間と表現するの。
半(30分)以降
Son las 時間 y 分と言っていたのが、半(30分)以降になると、Son las 時間 menos (メノス)分となるの。
日本語の「〜時〜分前」と言う言い方と同じね。
例えば、「10時40分」のときは、「11時20分前」と同じなので、
Son las once menos veinte.(ソン・ラス・ オンセ・メノス・ベインテ)という言い方をするの。
もしこの言い方がどうしてもいいにくければ、Son las diez y cuarenta y cinco. (ソン・ラス・ディエス・イ・クアレンタ)と言っても問題なしよ。
なので、「1時45分」のときは、Son las dos menos cuarto.(ソン・ラス・ドス・メノス・クアルト)
と2時の1/4時間前と表現するの。
少しハードルが高くなっちゃったかな。
1時台
先程、1時台のときだけser動詞の三人称の単数形esを使うと説明しましたね。
このesを使うのは1時ちょうどのときだけでなく、1時から1時半までのあいだ全てで使うのよ。
「1時25分」のときは、Es la una y veinte y cinco.(エス・ラ・ウナ・イ・ ベインテ・イ・シンコ)
「1時15分」のときは、Es la una y cuarto.(エス・ラ・ウナ・イ・ クアルト)
「1時30分(半)」のときは、Es la una y media.(エス・ラ・ウナ・イ・メディア)
でも、「1時45分」のときは、「2時15分前」と同じだから、
Son las dos menos cuarto. (ソン・ラス・ ドス・メノス・クアルト)
と2時の1/4時間前と表現するの。
スペイン人に時間を聞かれたら?
数字の言い方を全部知っていないと時間が言えないと、ハードルが高いように思うかも知れないけど、スペインでは分単位まで厳密に言うことはほとんどないので安心して。
つまり、スペイン人の時間のとらえ方は、日本人ほど細かくないということ。
なので、正確な分まで答える必要はほとんどないということね。
例えば、「10時24分」は、日本ならきっちりそのとおり分単位まで答えるかも知れないけど、スペインなら、
「10時半ぐらい」Son las diez más o menos. (ソン・ラス・ ディエス・マス・オ・メノス)
と答えれば完ぺきよ。
このmás o menos(マス・オ・メノス)「だいたい〜くらい」はスペイン語の会話の中でしょっちゅう登場するくらい、とても便利なフレーズ。
実際、時間の表現では、毎時10分前後や毎時半の10分前後、あるいは毎時15分と45分の5分前後は、このmás o menos(マス・オ・メノス)を使って言うことが多いわね。
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…まとめ
スペイン語で、時間の聞き方と答え方の表現のいろいろ。
特に時間の答え方に関しては、
ちょうどの時間
ちょうどの時間から半(30分)まで
半(30分)以降
1時台
によって言い方が変わるわね。
また、スペイン人に時間を聞かれても、スペインでは正確な分単位まで細かく伝える習慣はあまりないわね。
どれも全部一気に覚えようとすると大変なので、一つずつ何度も繰り返しながら少しずつ覚えていきましょうね。
今は難しい文法のことは考えずに、繰り返し口にして覚えちゃってくださいね。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。